海釣り初心者STEP6-9(投げ釣り)投げ釣りのコツ
さて、このSTEPではいよいよ実釣編となります!
いざ砂浜や防波堤などに行って闇雲に投げているだけでは沢山釣ることができません!
ここで砂浜と防波堤でのキスの釣り方を少しご紹介してみたいと思います。
・砂浜編
キスはシーズンになると産卵を意識して浅場に来ます。
皆さん投げないと釣れないイメージ無いですか?
波打ち際で釣れるなんて私も半信半疑でしたが本当に波打ち際のオモリが確認できるところでアタリが多くまとまって釣れました!
なので初めは少し投げて、遠目からゆっくりと引きずって来ながらアタリの多いポイントを探して、きちんと足元の波打ち際まで探ってあげることが大事になります。
しかし、波打ち際で釣れるときというのは条件がいいときが殆どで後は少し投げて沖の海底の起伏(かけあがりやストラクチャーまわり)にキスが溜まっていることが多いのです。
アタリがあった場所を効率よく攻める為にも色分けされた道糸(ナイロンラインやPEライン)で把握すると手返し良く攻めることが出来ます。
時期が進むにつれて波打ち際から離れて少し遠くなります。
エサが豊富な川の流れ込みがある砂浜や、起伏の多い砂浜、岩礁帯がある砂浜は年中居ついてる場合もあるのでそういった砂浜を見つけて釣る方がいいでしょう。
・漁港(防波堤)編
防波堤は波の影響を受けにくい場所になり、キスが好む海底の起伏も無いだろうと思われがちですが、ここでは船が通る場所に出来るみお筋(人工的な起伏)にキスがつきやすいのです。
外洋と違い、海の海況に左右され難いので一度キスが入るとまとまって釣れる傾向があります。
アジ釣りやウキ釣りのマキエが海底にこぼれるとキスもそのマキエに群がったり、小さな小魚やエサとなるものも多くあるので以外に良く釣れるスポットなのです。
これには条件があって、砂浜に隣接する漁港、漁港内が砂地の漁港、海底に岩礁帯などがある、干満で潮位の変動があるなどで、こういった条件が見込める釣り場ではキスは釣れます。
後は立ち位置から扇状に投げてキスの群れを探すのです。
漁港内にまとまった群れが入ってくるとちょい投げで大釣り(大漁)がやりやすいのも漁港ならでは!